weekly knag

めし

ベッカフィーコ

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これは昨日の日記。今日は11時半起き。最近5時寝12時半起きみたいなリズムができつつあり、あまり健康的とは言えないんだけど、ある程度リズムよく仕事できている感じもする。結局夜型はなかなか補正できないし、しないほうが調子がいいということかもしれない。今日は昼にAmazonから仕事で使う機材が届いたので、そのときに起きてそのまま活動開始。学振研究員の期間が終わり、今月から定収入がなくなってしまったので、単発の仕事をいくつか請けている。機材の開梱と動作チェックだけ済ませて昼ごはん。一昨日の余りの麻婆茄子。

午後から納品用のプログラムを書いたり、事務連絡をしたり。ここ最近は近年で一番まともに仕事している感じがする。定収入を失う恐怖から仕事を請けすぎてしまい、若干キャパオーバー。準無職状態からの差が激しく、結構つらい。もう無理!となる前に終わらせてゆっくりしたい。プログラムの方は機材の相性問題などもおこらず無事完了。こういうのはひとつずつ潰していくしかない。

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夕方になったので晩ごはんの支度。先日買ったイワシが冷蔵庫にあるのでそれを使うことにする。ベッカフィーコと黒目豆のパテ。ベッカフィーコはシチリア島の郷土料理で、パン粉をイワシで巻いてオレンジやローリエなどといっしょにオーブンで焼いたもの。まずは付け合せの準備から。人参をさいの目切りにして、バターと一緒にレンチン。粗熱をとったら、オレンジと少量の塩を加えてミキサーにかける。ペースト状になったらフライパンに移して加熱し、バターを少しずつ加えて混ぜる。バターが溶けて均一に混ざったらピュレは完成。せっかくなのでソースも。オリーブオイルとピーナッツ、パクチー、白ワインビネガーをミキサーにかけて完成。バジルがなかったのでパクチーで、松の実がなかったのでピーナッツで代用。パクチーのソースは爽やかでいいとして、ピーナッツは若干えぐみが残ってしまった。カシューナッツとかのほうがマシだったかも。イワシは前日のうちに捌いておいたので、フィリングの準備から。パン粉をオリーブオイルで炒め、全体にカリッとしてきたら火を止め、水で戻しておいたレーズンと刻んだピーナッツ(松の実の方が好ましい)、パセリを加えてよく混ぜる。パン粉がレーズンとパセリの水気でしんなりとしたら、腹開きにしたイワシで巻く。耐熱皿にローリエと交互に並べたら、少量のオレンジジュースとオリーブオイルを回しかけ、残ったフィリングをまぶす。200度のオーブンで20分。

イワシを焼いているうちにパテの準備。鍋に大蒜と玉ねぎをたっぷりのオリーブオイル炒め、火が通ったら水で戻しておいた黒目豆を加えて軽く炒める。油が馴染んだらブイヨンを加えて10分ほど煮る。豆が柔らかくなったら火を止め、ミキサーでペースト状にする。皿に盛って、たっぷりのオリーブオイルをかけて完成。その間にイワシが焼き上がるので、オレンジと人参のピュレ、グリーンソースとお皿に盛って完成。

週5勤務の同居人がCOVID-19の影響で在宅勤務になって常に家にいるので、完成してすぐ提供しないといけない料理もたくさん作れて楽しい。作っていおいて帰ってきたら出す、みたいなのだとどうしてもやれることに限りがある。今のうちに一通り色々試して、直前まで支度しておいて帰ってきたら最後の仕上げをして出すとか、提供の段取りを色々工夫できるようになっておきたい。