weekly knag

めし

東坡肉

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これは昨日の日記。今日は12時半起き。完全に明け方に寝て昼に起きる生活が定着した。午前中に仕事し、昼休みを挟んでリフレッシュして午後から仕事、みたいなリズムが作れず不便だけど、寝付けないとか眠りが浅いということもないので、そこまで補正しようという気もおこらない。ただでさえ外に出ることも減り日光を浴びていないので、普段なら鬱々としてきてしまうんだけど、比較的ストレスフリーに生活できているので今の所は心身の不調はなし。

起きてすぐ昼飯の支度。昨夜の余りものの茹筍と舞茸の味噌汁。それと昨日仕込んだ鯛の昆布締め。筍は下処理が面倒なのであんまり自分で茹でたりしなかったんだけど、横浜橋商店街で1つ150円だったので買ってしまった。茹でたての筍が美味しすぎてウケる。普段買わない木の芽も買ってしまった。木の芽の辛味と筍の甘みの相性がよい。木の芽は筍よりも高かった。

食後は仕事。今月から定収入がなくなり、しかもCOVID-19関連で世間的には仕事が激減しているのでもうおしまいかと怯えていたんだけど、いまのところは生活できる程度には仕事があって助かる。欲をいえば仕事は必ずしもなくてもよくて、お金だけもらえるとより助かるのだけれど。

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邪念が多くてあまり集中できず、SNSやブログ巡回などしてしまいあっという間に夕方に。夕飯の支度。先日作った花巻が冷凍庫にあるのでそれを使いたい。冷蔵庫に豚バラ肉と大根、冷凍庫に鱸があるので、東坡肉(豚角煮)と鱸魚蘿蔔湯(鱸と大根のスープ)。豚バラはまだ新鮮で臭いもあまりなかったので下茹ではせず、フライパンに皮目を下にして焼き目をつける。皮目がパリッと焼けたら一口大にして、葱と生姜を敷いた圧力鍋に皮目を下にして並べる。醤油、紹興酒、砂糖を混ぜ合わせたものをまわしかけ、蓋をして加圧15分。冷水で急速減圧して蓋を開け、肉をひっくり返してもう一度加圧10分ののち自然減圧。茹でた青梗菜とともに更に盛り、煮汁を掛けて完成。煮汁は片栗粉などでとろみをつけてもよい。大根は5mm厚にスライスして、薄い上湯でゆっくり炊く。鱸は皮を引き、軽く塩して蒸籠で15分蒸す。上段に冷凍した花巻もセット。ひいた皮はごま油でパリッと揚げておく。最近香草油にハマっているので葱パクチー油を作る。葱の青い部分とパクチーをレンチンし、冷水で急冷したら水気をしっかり絞ってキャノーラ油とともにミキサーにかける。しっかり撹拌したらコーヒードリッパーにかけ、油分を抽出する。大根が炊けたらスープを塩で調味し、お皿に装う。大根の上に蒸した鱸、葱、揚げた皮、針生姜の順に盛り、レンチンした青梗菜の芯を添える。香草油を垂らして完成。

花巻と東坡肉の相性は驚異的によくて、しかも自作した花巻は冷凍焼けしていなくてしっとりと香り高く美味しい。無限に食べたい。香草油は尋常じゃない鮮烈な葱の香りが迸っていて若干やりすぎ感があるけど、スープで玉状に浮かんでいて掬えたり掬えなかったりするのでさっぱりしたスープと鮮烈なスープが交互にきて面白かった。香草油は色々使い方の可能性があって楽しい。

年始にお料理会を金沢でやったときコースの構築力と盛り付けのボキャブラリーが自分にまったくないことに気づいて愕然としたので、最近は複数品の取り合わせや盛り付けも無理のない範囲で頑張るようにしているんだけど、副効用として作る量が減ってちょっと痩せた。料理も楽しいし、体重も減るしでいいことずくめ。仕事が進まないという副作用はこの際目をつむりたい。食後はちょっと休憩してからリングフィットアドベンチャー。地味にちゃんと続いていて、今日ついに90レベルに。100レベルの大台が見えてきた。一向に物語が終わる気配は見えないんだけど、もはや物語とかどうでもよい。