weekly knag

めし

茄子のグリル


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昼過ぎに起きる。

今日夕方締切の仕事があり、日中は新宿に行く用事があったので、前日に徹夜で終わらせて、明け方に寝た。目覚ましよりは早く起きたけど、それでももう12時を回っている。

パンを切って、エスプレッソをいれる。フライパンにバターを溶かしてパンを焼く。オーブンが欲しいんだけど、置場がなくて買えていない。キッチン周りを整理して置き場を確保したいんだけど、まずはキッチン周りの整理をする時間を確保しないといけない。いまもうすでにフードプロセッサーの置き場がなくて作業台に出しっぱなしになっている。フライパンをもうひとつ出して、再度バターを溶かし、塩と胡椒をふる。バターがチリチリといいはじめたら弱火に落として、卵を割って落とす。サニーサイドアップは、焼いてから調味するより、フライパンへ先に調味料を入れておいたほうが仕上がりがきれいになるらしい。カルパッチョもおなじように、塩は皿にせよという。昨晩のあまりのスープを温める。焼き上がったパンにあんずのジャムを塗って、スープと目玉焼きで昼食にする。洒落込んで、目玉焼きには醤油じゃなくて赤ワインビネガーを振った。
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出かける前に皿洗いをしていたら手を滑らせて計量カップを食器の上に落としてしまい、皿がまっぷたつに割れた。食器が割れるのは毎度のことながらつらい。多用途の木工用ボンド(意味不明なんだけど、本当にそういうものがある)をつかった簡易的な金継ぎの方法があると聞いたことがあるのを思い出し、そのボンドと食器用のアクリルペイントを買った。ついでに縁の欠けた食器も修繕したい。

新宿で用事を済まし、帰りにトロワグロでラムのサヴァランとクレームブリュレを買って帰った。帰宅して納品をし、夕飯の支度をする。時間もないのでシンプルなものを。茄子のグリルとブロッコリーの炒めもの、白葡萄のサラダ。

茄子を半分に割って、断面に軽く切り目を入れる。グリルパンにオリーブオイルをたっぷり振って熱し、茄子を断面から焼いていく。ある程度焼き目が付いたらタイムを一房加え、蓋をして軽く蒸し焼きにする。長くやりすぎると水っぽくなるので少しだけ。皿に盛って軽く塩をし、オリーブオイルと赤ワインビネガーを振る。ブロッコリーは房を細かめに割り、多めのバターを溶かしたフライパンに花が焦げるくらいの強火でしっかりと炒める。軽く塩をして、キドニービーンズと和え、蓋をして軽く蒸し焼きにする。粉末のマッシュポテトをお湯で戻し、胡椒とマヨネーズで調味したものといっしょに皿に盛る。白葡萄は半割にし、薄切りにしたモッツァレラチーズといっしょに皿に盛る。かるく塩と黒胡椒を挽いて、たっぷりのバルサミコ酢とオリーブオイルを振り、最後に荒く刻んだパクチーをちらして完成。

最近よく思うことだが、ブロッコリーは茹でないほうが断然おいしい。幼い頃からブロッコリーは大好きだけど、今年はブロッコリーが安いのもあっていろいろな調理法をためしていくなかで、炒めたブロッコリーのおいしさを再発見している。少し焦げた花の風味はなにものにも代えがたく、すこし水分が抜けた茎には旨味が濃縮されている。Twitterで、ブロッコリーの茹で湯には旨味がたくさん出ているから捨てるなという投稿を何度となくみることがあるが、個人的には、ブロッコリーは茹でると旨味が流出するし、花が水っぽくなりやすいから、茹だったブロッコリーを食べたいなら電子レンジで調理したほうがよいのではないかとおもう。200Wで長時間加熱すれば加熱ムラも起こりにくくて失敗リスクも少ない。ブロッコリー自身の水分で加熱されるから旨味も流失しにくいし、水っぽくもなりづらい。最近電子レンジの200Wモードの使い勝手のよさをしって、電子レンジ再評価が僕のなかで行われている。