weekly knag

めし

牛ミスジとフォアグラのソテー

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これは昨日の日記。前日に寝過ぎてしまって18時起きで生活リズムが完全に崩壊していたこともあり、なんとかしようということで薬を飲んで2時頃に入眠するも眠りが浅く6時に目が覚める。前日のスープを温めて、軽く洗ったお米を加えて煮込んで中華粥にする。目玉焼きを乗せ、辣油をかけて食べる。夜はパスタにしようということで、生地の準備をしておく。デュラムセモリナ粉に卵を加えて混ぜ、まとまるまでざっくりと練ったら、ラップをして冷蔵庫に寝かせておく。

メール処理といくつか発注作業をして、SNS巡回していたら昼になったので、以前作って冷凍しておいた大根餅を食べて買い物に出かける。クリスマスなので気合いを入れて夕飯を作りたい。高級食材の購入もクリスマスなら、ということでできてしまうからだ。

横浜橋商店街の肉屋で冷凍の調理済み鴨肉と馬肉、和牛のミスジを買う。別の肉屋で和牛霜降りロースの切り落としが100g198円という格安だったので即買い。使い道は後々考えることとする。年末だしすき焼きがいいかもしれない。クリスマスにはケーキがなければということで、阪東橋駅から桜木町駅へ。横浜駅の方が選択肢がたくさんあるけど、人ごみがすごそうだったので。悩んだ末に、結局ハーブスで買う。そのままマークイズみなとみらいの地下で春菊、ブラウンマッシュルーム、ベビーリーフ、フォアグラ、葡萄とイチジクのパン、ノンアルコールスパークリングワインを買って帰路。横浜橋も桜木町もまあまあ混んでいて、この時点で結構なヘトヘト。

帰宅して、まずは冷菜からはじめる。赤玉ねぎを極細みじん切りにして水にさらしておく。粗みじん切りにした馬肉に、すりおろし大蒜、ケッパー、イタリアンパセリを加えて、よく水を切った赤玉ねぎを混ぜ合わせる。強めに胡椒を振って、塩とごく少量の醤油で調味。皿にベビーリーフと盛って、卵黄をのせて完成。次は調理済みの鴨を流水解凍しておき、皮目をバーナーで炙る。鴨の脂を拭いて、冷めるのを待つあいだに生の春菊の根を落として皿に盛り、スライスしたマッシュルームを散らす。鴨をスライスしたら春菊とマッシュルームの上に重ね、もう一度マッシュルームを散らして完成。食べる直前にオリーブオイルとみかんのドレッシングをかける。

寝かせておいたパスタ生地はもう一度練って柔らかくなったら、パスタマシンで1.5mmほどに伸ばして正方形に切り分ける。水切り豆腐とパルミジャーノレッジャーノ、鶏ひき肉、レモンゼストイタリアンパセリを混ぜ合わせたら、パスタ生地で包む。スタフドパスタはひとりでやるには面倒くさすぎるので、この作業のほとんどは手伝ってもらった。沸騰したお湯に塩を加えて、トルテリーニを茹でる。茹で上がる直前に茹で湯をとり、バターとレモン汁で調味。茹で上がったトルテリーニと和えたら、パルミジャーノレッジャーノとイタリアンパセリを振って完成。メインの牛ミスジは室温に戻しておき、両面に軽く塩をして強火で一気に焼く。同時に冷凍のフォアグラを凍ったままもう1つのフライパンにて弱火で焼く。焼き上がった肉とフォアグラは別々にアルミホイルで包んで保温。肉を焼いていたフライパンにフォアグラから出た脂を加え、赤ワインを加えてフランベする。赤ワインが煮詰まったら、保温しておいた肉から出た汁、バルサミコ酢、少量の塩を加え、軽く煮詰めたら火を止めて冷たいバターを溶かしてとろみをつける。電子レンジでしっかり温めた皿に湯煎して溶かしたチョコレートを垂らし、お湯と牛乳で戻したマッシュポテトを塗ったらミスジとフォアグラを乗せて、うえからバルサミコのソースをかけて完成。

ケーキや材料の買い出しから調理までぶっ続けだったのでこの時点でぐったり。座り込んで乾杯するや否や即食べる。突貫でつくったわりに、全体的にうまくいってよかった。とくにミスジとフォアグラがとても美味しい。バルサミコのソースとチョコレートの相性がとてもよい。マッシュポテトと肉とフォアグラにソースをたっぷりつけて食べると脳からしっかりエンドルフィンが分泌されているのがわかる。とてもおいしい。

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食後はハーブスのホワイトチョコレートケーキ。ほんのりとしたブランデーの香りがよく、思ったよりは軽めで、この量でも意外と食べやすい。とはいえ、この時点でお腹いっぱいかつフォアグラや肉の脂で胸焼け寸前であり、ハーブス完食と同時に動けなくなってしまう。来年はもう少し小さいケーキにしたい。

外食も良いけれど、クリスマスはどこも混んでいるし自宅で作るのがゆっくりできてよい。たぶん今年の贅沢はおおよそこれでおしまい。明日からは年末に向けて余剰食材を片付けていくフェーズに入るだろう。