牛肉麺
これは18日の日記。またしても寝坊。10時過ぎに起きる。今日はパーティはなしで、ストイックに展示を見るのである。ゆっくり支度をして、自転車で台北当代芸術館へ。の前に、道すがら城中市場に寄る。朝ご飯と昼ごはんを兼ねた牛肉麺。昨年の台湾の際に食べて非常に美味しかったお店。ほろほろの牛すじと牛スネがたくさん入っており、スープにもその旨味がこれでもかと染み出している。大変美味しい。卓上には辣醤や酸菜があって、各自加えながら食べる。酸菜が美味しくて無限に追加してしまう。隣の席の人が牛肚麺を食べていてそれも美味しそうだったので、次は牛肚にしたい。
当代芸術館で企画展を2つほど見て、Jut MuseumとMichel Ku Gallery行こうと思ったらなぜかもうお腹が鳴っている。牛肉麺はまあまあな量があったはずなのだが...。芸術館のとなりの豆漿店に入って蛋餅と小籠包に熱豆漿。台湾の豆漿はどういうわけか本当に美味しくて、日本にも美味しい大豆はあるはずなのだがどういうことなのだろうと思う。濃厚すぎて口に残るというわけでもなく、さらさらとして飲みやすい。それでいて、鼻から爽やかな大豆の香りが抜けていく。なんとかして家の隣に永和豆漿大王が来てくれないだろうか。
ギャラリーを見おわってもまだすこし時間に余裕はあったので、南港まで移動して台北当代というややこしい名前(美術館と同じだったので昨日の会話中に勘違いしまくっていた)のアートフェアへ。
アートフェアを駆け足でまわっていたら知り合いにばったり。夜空いているとのことだったので、これまた偶然来ている共通の知人と南京復興でお茶。水果茶を頼んだらまさかの茶葉がリプトンのティーバッグでずっこけたが、まあそれはそれ。周囲の人々はなぜかみんなトランプに講じていて、よくわからないがゆっくりと時間の流れる雰囲気の良いお店であった。話しながら、この後マッサージにいくつもりだと言ったら、全員足がパンパンとのことだったので3人で足裏マッサージへ。パンパンに張った脚をゴリゴリほぐされる。
お茶屋さんでも軽く食べたけど、マッサージしてもらっていたらやっぱりお腹がすいてしまったので、もう終電も逃したしということで腹を括って24時間営業の麺屋へ。芝麻麺と牛肉湯、滷牛肚。滷味がおいしい。終電も逃したのでゆっくり帰っているとフルーツ屋台があったのでドラゴンフルーツを買ってホテルで食べる。翌日朝から台中なのに完全に夜更かししてしまった。こうして満たされた腹の分だけ寝不足になっていく。