weekly knag

めし

海南鶏飯

f:id:knagata_org:20190930234652j:plain

今日は9時起き。先週までを考えると凄まじい早起きなのだが、今の僕は23時に寝ているのだ。完全に寝坊である。ちなみに先週まで睡眠障害の症状があったのだが、研究会が終わって体調を崩したらはたと治ってしまった。今は薬もまったく飲んでいない。研究会がそんなにもストレスだったのか、体調を崩したことによって身体に何かが起きたのかはよくわからない。人間の身体とは不思議である。

それはそれとして、展覧会が近づいてきて大ピンチ。急いで準備しているのだが、急いでいるときに限って空回りをする。昨夜は漫画を20巻近く読んでしまった。完全に負け犬である。今日はといえば完全に集中に失敗し、資料に目を通すもうつらうつらしていたら一日が終わってしまった。あと2週間と残されていない。ちなみに展覧会はこれです。よろしくおねがいします。

うつらうつらしているだけでも不思議とお腹はすく。近スー(近所のスーパー)へキュウリと大蒜を買いに行く。梨が売られているのをみて、まだ少し高いが誘惑に負けて買ってしまう。季節ものにはよわい。買い物中に18時からビデオチャットで打ち合わせがあるのを思い出し、走って帰る。

19時半に打ち合わせを終え、夕飯の準備。今晩は海南鶏飯。水に少量の鶏ガラスープの素と生姜、ネギの青い部分を入れ、火にかける。沸騰したら軽く塩を降った鶏肉を入れ、再沸騰後に取り出す。鶏肉の表面を流水で洗い、茹で汁に浮かぶ灰汁を取り除く。鶏肉に温度計のプローブを刺し、再度茹でる。芯温が65℃になったら火を止め、3分ほど放置した後、鶏肉を取り出して冷水で締め、皮目を上にしてバットで休ませる。表面を乾燥させることで皮の食感がよくなる。茹で汁の粗熱が取れたら、炊飯器に米と生姜を入れ、茹で汁を加えて炊く。ご飯を炊いているあいだにタレの準備をする。今日はネギと豆板醤と醤油ベースのタレ。刻んだネギにすりおろし生姜を混ぜ、軽く塩をふったところに熱したオリーブオイルを加える。粗熱が取れたら完成。次はすりおろし生姜とすりおろし大蒜に豆板醤と砂糖、鶏の茹で汁を加えよく混ぜる。塩で味を調整して完成。醤油ダレは海南鶏飯の基本。醤油にごま油をすこし垂らし、同量の茹で汁で割る。茹で汁のあまりはネギと塩を加えてスープにする。ご飯が炊けたら、食べやすく切り分けた鶏肉にトマト、キュウリ、セロリを添えて完成。醤油ダレをまわしかけ、好みでネギダレや豆板醤ダレを加えながら食べる。適当につくったわりに美味しくできて満足。茹で加減さえ失敗しなければまずくなりようがないので安心感のある料理である。機会があったら丸鶏で作ってみたい。

f:id:knagata_org:20191001001951j:plain

食後は梨。豊水の季節がやってきた。もともと梨はそんなに好きではなかったのだが、年々好きになっている。梨を食べたからには、いよいよ秋の訪れを認めなければなるまい。しかもそうこうしているうちに日付は変わって10月である。まったく実感がなく、かつ9月の記憶がほとんどない。9月、いったいなんだったんだ…。スケジュール的な意味でも、明日からはこの現実に向かい合わなければならない。