weekly knag

めし

茄子とえのきの揚げ浸し

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これは昨日の日記。

今日は10時起き。今週は微妙に忙しく、若干生活が荒れている。先日は体調を崩して寝込んだ(一晩しっかり寝たら治った)。今日からしばらくは時間が取れそうなので嬉しい。本を読んだり、Netflix見たりしたい。今日はといえば友人の奥(名字)さんとF/Tの公演を観に行く。池袋駅で待ち合わせの予定だったのだが、ふたりともひどい方向音痴で、お互いが駅についてから合流するまでに30分かかってしまう。奥(名字)さんは地図のどっちが北なのかわからないし、僕は駅の出口を出たとこ勝負だと思っている。思えば「池袋駅で待ち合わせ」というのがそもそも方向音痴のやることなのだ。駅は移動の基点であり路線と路線の交点であるだけでなく、実際に広さを持っている。

紆余曲折ありつつもなんとか合流し、とりあえずお昼ごはん。成都式担々麺。以前来たときよりも辛くなっている。公演中にお腹が痛くなったらどうしようと思いながら食べ、時間もないので急いで劇場へ。上演前にしっかりトイレを済ませる。演目は谷口暁彦の『やわからなあそび』。構成や終え方などにいくつか疑問点は残るものの、2010年代後半の谷口作品の集大成ともいえるような充実の内容でとても良かった。内容と形式の両側面において自分の関心と重なるところも多く、じっくり考えて何らかのかたちで文章にしたいなと思う。

観劇を終え、王子から移転したばかりの「コ本や」へ。とても広くなっていてびっくり。王子の3倍ちかくある。ギャラリースペースまであり、作品が展示されている。長田雛子の写真が良かったので、同居人と割り勘で購入。届くのが楽しみ。インスタレーションしか見たことがなかったのだが、個人的には写真のほうががよいと思う。これは僕の好みの問題。奥(名字)さんが少し仕事で抜けなければならないとのことだったので、別れて新宿へ。ICCとオペラシティアートギャラリーを見る。楽しみにしていたカミーユ・アンロがあんまり良くなくてぐったり。ずっと見ておきたかったGrosse Fatigueが見れただけよしとする。

最寄り駅近くのスーパーで挽肉と茄子、えのきを買って帰宅。ほどなくして奥(名字)さんも田端から到着。今夜は茄子とえのきの揚げ浸しに大根の肉餡かけ、柿の白黒和え生ハム添え、ピーマンと麩の味噌汁、蛸飯。蛸飯は奥(名字)さんの尾道土産。すり鉢に黒ごまをすり、少しずつ水切りした豆腐を加えてペースト状にする。粉末だしと塩麹を加えて調味。切った柿とともに冷やしておく。水気が出るので、和えるのは食べる直前に。鍋に油を熱し、えのきと茄子を揚げる。えのきはかりかりになるまで揚げると食感がおもしろくてよい。大根おろしを添えて、醤油、だし、煮切りみりん、香醋を混ぜたかけつゆをたっぷりとかける。大根は輪切りにして、酒を軽くふってシリコンスチーマーでレンチン。チンした大根を汁ごと鍋に移して、浸かるくらいの鰹だしと醤油、みりんを加え、キッチンペーパーで落し蓋をして弱火にかける。大根が炊けたら一旦取り出して器に盛り、だしに挽肉を加える。灰汁をとりながら加熱し、挽肉に火が通ったらみつばの茎を加える。すぐに火を止め、水溶き片栗粉でとろみを付けたら、取り出しておいた大根のうえからかける。みつばの葉をトッピングして完成。

柿はやはり白和えが美味しい。さっぱりとした白和えと生ハムの相性もよく、結局3玉食べてしまった。柿のことそんなに好きではなかったのだけど、どんどん好きになっている。そろそろ干し柿が出てくるはずなので、チーズやバターと合わせて食べたい。

食後は男2人でニンテンドースイッチのリングフィットアドベンチャー。運動不足を荒療治しようとハードモードでストーリーを進めるも2面で体力の限界。もう腕に力が入らないんですが…。こういうのは日々こつこつやるしかないので、これはもうスイッチとプロテインを買うほかなし。