weekly knag

めし

さば水煮缶のカレー

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友人がホテル宿泊券をなにかしらで手に入れたそうで、そのおこぼれに預かって昨日から1泊2日で伊豆旅行に。冬の伊豆は季節的にも地理的にも金目鯛が美味しい。昨日は昼飯を2回食べるというチートをつかって金目鯛三昧。今日はホテルビュッフェをたんまり食べて、富士山の見える(今日は霧が凄くて見えなかった)銭湯から昼飯にさわやか、鎌倉画廊の関根伸夫を経由して19時ころ帰宅。

連日の暴飲暴食と、夜遅くまで話し込んでしまって寝不足なのが重なり、消化器系が明らかに疲れている。さらには、暴食のおかげで食欲が必要以上に満たされてしまい、晩ご飯に食べたいものがまったく考えられない。悩んだ末に、さらっとしたカレーを食べるのがよいのではないかと考えつき、フィッシュカレーに。さば水煮缶のカレーにする。長粒米にタメリックを加えて炊飯器にセットし、その間にカレーの準備。弱火のフライパンで多めの油とコリアンダーシード、クミン、カルダモン、フェネグリークを炒める。香りがたってきたら極細微塵切りにした大蒜と玉ねぎを加え、強火にしてさらに炒める。玉ねぎが焦げる寸前に湯剥きして賽の目切りにしたトマトとたっぷりのすりおろし生姜、タマリンド代わりに刻んだ梅干し、さば水煮缶を汁ごと加えて煮込む。汁気がいい具合に飛んできたらシナモンとガラムマサラを加え、味を確認しながら塩で調味。炊き上がったタメリックライスとカレーを皿に盛り、レモンゼストを振って完成。

自分がなにを食べたいか全く考えられなかったわりには、いざ食べてみるとこれこそが食べたかったものだという気がする。控えめな辛さにすこしの酸味がちょうどよい。さば出汁が中心のさらりとしたカレーなので、疲れた胃にもスルスルと落ちていく。そうはいっても食べ過ぎたら本末転倒なのでぐっと我慢。温かいお茶を飲んでお風呂に入る。今日は夜更かしをせず、明日からの日常と向き合う準備をする。