weekly knag

めし

白菜と蕪の軽い煮込み

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年末にとくに理由もなく気分的に沈んでしまってから浮上のタイミングを完全に逸してしまい、1月も半分が過ぎようとしているのにも関わらずまったくペースがつかめない。仕事しようとすると露骨に体調が悪くなっちゃって、10分仕事して1時間休むみたいな感じになっている。一向に仕事が終わらないし、仕事が終わらないので仕事が溜まって精神衛生が悪化していく。

昨年は秋から年末にかけて自分のキャパシティからするとかなり忙しくて、たぶんそのときの反動がそのまま精神にきている感じなのだと思う。ここ数年は、大きめの展覧会があるたびにこの調子で、3ヶ月頑張って半年休む、みたいなリズムになっている。ツイッターで大学教員が「本気なんて出して消耗するもんでもないから、毎回本気出せ」みたいなこといっているのをみて、元気でいいなあと思ったりした。僕もそんな感じでバリバリ頑張れたらなあ。よそはよそ、うちはうちなんですけども。

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そんなわけで、結局ほとんど仕事も進まず自宅でぼんやりしていて一日が終わってしまった。買い物行くにも外が寒いし、家にあるもので夕飯を作る。冷凍庫に入っていたキハチのブルストを焼いて、白菜と蕪のフリカッセをつくる。蕪を煮るのに牛乳を使うと蕪の酵素で牛乳のタンパク質が固まるんだけど、それがソースみたいになっておいしい。本当はパンを食べたかったんだけど家にはないので、余っていたトルテリーニを茹でて、パルミジャーノの耳とチキンブイヨンのスープと合わせた。

仕事の合間にタルトを作っていたので、食後に洋梨とブルーベリーのタルト。レシピは樋口直哉のnoteを参考に。仕事の合間の唯一の息抜きで作っていたんだけど、オーブンで焼いているあいだにシルパットを乗せていたバットが熱で歪んで、タルトがオーブンの奥に滑り落ちてしまった。大失敗。仕事も進まないしタルトもまともに焼けないとおもって、はちゃめちゃにへこんじゃった。明日はもうすこしましな一日になったらいいな。

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